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ここは私の管理社会

超重量級遊戯銃-ブローニングM1919A4

僕は銃の中でも機関銃が大好きです。つまりは重い大きい銃が大好きです。でもね…ですけどね…、モノには限度ってものが有りますよね?

さて半年以上前になるのですがめっちゃでけえ買い物したってのを、皆さん覚えていらっしゃるでしょうか?覚えてない?そりゃそうか。

 

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前々から欲しかったものが万単位で値段が下がってたわけです。すごいぐらつきました。でも元々が高いし、いくら安くてもまだまだ高い。うーんどうしようかなと色々悩んでたんですが、サバゲ神様が神のくせに悪魔のささやき。あんた邪神や。 一応中古品を処分してできた余剰なお金があったので、そうですメルカリやオクです。それで買うことを決意。

ショットショージャパン2017冬の部ーるぽーと - sm Dystopia

 

んで、ぶっちゃけこれの話になるわけなんですが、このような重たーい箱を部屋までえっちらおっちら運んで、開封して置いてあったのを今回ご紹介。
いざ見るがいい。

 

超重量破壊兵器降臨

 


なにこれ…?って、機関銃だぁ!!
しかも半端なくめっちゃ重量感と存在感あるやつ!!いや実際重い!!

はいここにおわすは、海外EMGのブローニングM1919A4。電動フルオートオンリーエアガンでございます。
EMGと言うとM4派生品の電動ガンやガスガンを主に生産しているメーカーでありますがその種類は多くなく、あまり知名度や噂を聞かないどちらかといえば地味な海外メーカーです。
それが何をとち狂ったか、こんなポリマーやタクティカルなエアガンの正反対な逆位置である重い機関銃を出すとはねえ…。しかもアレですよ、最新のなんとかじゃなく大戦時の骨董品もいいところなM1919A4というモデル。よっぽどのマニアか何かとしか考えられません。そしてそれをわかってて買った自分も相当のアンポンチンですね。アハハハハハ!!

実銃の概要

エアガンの紹介の前に実銃の知識が無いとわかりませんので軽く話をしますと、かの変t…天才銃器デザイナーのジョン=ブローニングさんが作った空冷式の機関銃であり、サイズからしてライトならぬミドルマシンガンとも言われています。
構造も外観も単純明快で頑健そのもの。使用する弾はM1903やガーランドでおなじみの30-06ライフル弾であり、威力は申し分なし。
前型式のM1917は水冷式で重くかさばるのに対し、空冷として冷却効率は落としたながらも信頼性は高いままとし、軽量に作成されたものです。
M1919A4では基本は三脚を使っての歩兵運用や車両、航空機への搭載用途のため個人携行はしないのですが、スリングや何かで吊れば抱えうちも可能な重さであり、さらなる改良型のA6ではバイポットやストックを取り付けて本体重量は増したものの、三脚を使わずに現在の軽機っぽい運用ができるまでになりました。
その後はメインの弾薬更新と同時にM60へ主役を明け渡したものの、旧冷戦の西側陣営及び紛争地帯で後方支援用や車両、航空機、船舶での搭載用途で末永く供給がされていて、今でも現役な軍もありますし、民間ではド派手なホビー用途として人気が高いです。
これもとにかくブローニングの銃に恥じず古い設計であるものの、採用期間が非常に長いという名銃でございます。

何故買った

私としては単純にその無骨なブサイクさが気に入ってるのと、日本海軍やるときの鹵獲装備としても破綻しないしいいじゃないというなんともな購買理由。好きなんだからいーじゃない。
使うとすればその重さに歯を食いしばりながらも抱え撃ちできるように小細工するか、えっちらと三脚持っていって置いて撃ってまた移動しての非効率な運用となるのはもう覚悟の上。何というマゾ仕様だ…

さあ値段とでかさゆえろくに購入者もいねーし、多分自分以外のレビューもないだろうこのデカブツアイテム。
どっしりと紹介していきます。

まずは全体から

 

全体写真。でかすぎてなんかちと収まり悪いねえ。
デザインはなんというか四角形なレシーバーに円筒バレルがニョッキリと簡素。その本体が三脚にどっしりと乗っかり、固定砲台になっています。多分お子様がこの銃描いてと言って30秒で描けるぐらいのかんたんさ。
斜めから見ても上から見ても、無骨以外の言葉は無粋とも感じる言いようのない堂々さ。圧倒的な重量感です。

 

実銃にはない弾薬箱トレイを外しての外見。こちらにベルトリンクがぶら下がってるのが一般的な外観スタイル。残念ながらベルトリンクとダミーカートはこちら付属なしなのです。

それでは詳細を見ていきましょうと思ったのですが、いろいろ組んでる状態ではわかりにくいので一旦ばらしてみます。

構成部品

というわけで各部品ごとに並べてみました。パーツ数は多くないです。

銃本体

見るがいいこのなんとも単純明快な外観。
本体は四角の鉄板。人間工学もクソもないです三脚との固定部パーツは溶接してあり、各々はネジ止めとなっています。本体の長さはおおよそ102cm、バレル部53cmと、思ったよりは長くないです。

コッキングレバー


右に突き出たコッキングレバーはバネが硬いのと押しバネであるのとセンターがずれているのが重なっていて、引いた感がよくありません。コッキングの雰囲気だけでも味わいたい派にはマイナス評価。

バレル

 

バレルはぶっといアウターに穴ポコの放熱ジャケット。鉄ではなくアルミ製ですがそれでも重い。穴あけ跡の反りがちらほら。

マズル部はでっかいキャップで覆われています。インナーバレルもズドンと長い。手で回して外すことも出来ます。

照準

前後共に可倒式。前の方は起こすだけのもの。ちょっと傷がある…
後ろは倒したままでも通常使用可能。このままでも右のネジで左右調整可能。起こすと枠型になり、より遠距離向けに早変わり。ネジで高さが調整できます。

トリガーとグリップ

貧相そうに見える両者ですがこちら鉄製の為、耐久力は問題ない様子。
グリップパネルは樹脂製。ちときしむので固い目の木製グリップを自作するなりしたほうがいいかも。
トリガーの感触はマイクロスイッチ風。なのですが連動して給弾スイッチもONされるので、二段に引っかかった感触があります。ついでに私の個体、グリップの基部が若干ぐらついておりました。分解してネジ増し締めすれば直るかな?
ストック?A6や軽機じゃないんだからそんなものはないのだ。


三脚


トライポットと呼ばれるアメリカ軍伝統のブツであり、同じ形状のを他の機関銃にも流用しているみたいです。本体と三脚を直接乗っけるのではなく、金具を使って固定します。当然割と鉄い。
今折りたたんだ状態となっていますので展開方法を。

まず後ろ側の二脚を開き、斜めに橋渡しされてるバーを水平に移動させます。

目一杯広げると右側の方のクリップで開脚固定されます。

最後に前脚を引き出し、ドンと置いて完了。前脚は何も固定する器具がないのでこれだけです。知らないまま持ち歩くとバコーンと垂れ下がります。展開して運ぶことを想定してないのでしょうかね?


ちっとばっかし気づきにくいのですが、後脚に目盛りが刻んであります。後述の照準具と合わせて左右の位置設定に使います。

前方の固定部。横のレバーを引けば突起が開放され、戻せば突き出ます。装着したところお互いの寸法に公差余裕がないので奥に嵌った感がいまいちなく、きちっと固定してるかどうかの確認は必要です。

 

前方連結パーツ

続きまして三脚との前方連結部品。


アルミとかそんなんじゃなく削りだしのオール鉄チンです。これだけでも重いし、ボルトも太い。その分、重さを支えてくれるという意味では信頼度高いですね。
こいつ自体に接続具はなく、ボルト差し込んでだけです。ボルトは特殊な形でもないそうなので、紛失しても替えはありそうかな?

固定はグッサリ挿して三脚のレバーでバチンと。

照準器具

 

 

後ろにある照準具というか固定具というか。鎖に連携させてるピンを本体に差し込んで固定し、下の引っ掛けと三脚をあわせてセットします。作成するにあたって複雑な形状ですが頑張ってると思います。もちろんこれも元素Feで、ダンベルになりそうな重さです。


こちらダイヤル式で左右上下に角度が微調整できます。目盛りもばっちり刻印。

引っ掛け付近のレバーは三脚との固定に使います。大きく角度旋回させるときはすぐ外せるようにしてるんでしょうね。


セットする向きについて確認したのですが、上は目盛り打刻や針の向きなどからこれで正解かと。

※最初の全体画像では左右逆になってました…

下の引っ掛けについてはどっちの向きが正しいのかイマイチわかりません。角度的に考えると手前レバーになれば垂直ですし、すばやく緩めて左右移動もできます。一応反対でも固定はできますし角度も変わるので、もしかしたら両方の使い方があるのかもしれないです。
最初は作動がガチガチでシブチンでしたが、オイルを吹いたり何回も作動させていくとスムーズになってきました。

 

弾薬箱

いわゆるWW2までのモデルであるM1弾薬箱を模した形だと思うのですが、どうにもディテールが半端な感じです。当然ながら電動給弾方式の超多段数マガジンです。

このように蓋とは別に給弾パイプ+配線を通す穴が空いているため、閉じたままで給弾できます。

給弾用のバッテリーは単三電池四本。一応セット用のスペースはあるのですが、固定もなにもされておりません。

給弾はメカボックスで巻き上げて長いパイプを通る仕組み。

パイプなので残弾処理には手間がかかると思われます。

配線とパイプ。

このような先端パーツをイモネジでネジ止めして本体チャンバーに固定します。

配線も本体にセットするコネクターがありますので、そちらにつないでトリガーと連動させる仕組みです。

取っ手部分はナイロン製。うーん、時代背景を考えると少し…

こだわるなら革や金属で作り直してもいいでしょう。

トレイ


弾薬箱乗っけるためのトレイ。唯一実銃には存在しないパーツですが、サバゲーとしては携行性や扱い易さを考えるとあってもいいかもってところ。
材質は鉄板で厚みは薄くながらもそこそこに。付属の弾薬箱乗っけたぐらいじゃへこたれません。

本体のネジを二本利用して固定するという単純さ。左右どちらにでもつけれますが普通に考えると左側ですし、右だとコッキングハンドルが邪魔になります。余談ですが実銃では給弾排莢部の左右入れ替えはパーツの交換で安易にできます。据え付けや航空機用も想定しているからですね。
このトレイ本当に乗っけてるだけなので、抱え運用になると固定するベルトなどが必要かと思われます。

重量

重い重い言うけどそんなの口じゃなんとでも言えるだろってことで、それぞれ個別に計測してみました。ご覧あれ。

総重量16.8kg…その重量はエアガンというホビー用途を超越しております。

フルで持ち運びする人は超越者と褒めてあげましょう。

セッティングと試射

では実際に配線と給弾パイプ、バッテリーをつないでみて、試射してみます。

全部本体上部のポートカバーを開放してアクセスできます。

それぞれでコネクターが違いますので間違えることはないでしょう。

バッテリーはAKやミニバッテリーサイズでないと、コッキングレバーの軸や配線に鑑賞して閉められなくなります。

ちなみにホップアップはこのチャンバー部の中にあるダイヤルで調整です。ちょっと奥まっているのとダイヤルの滑り止めが浅いので慣れが必要かと。

ちょっとトレイの位置が排莢口とずれているため、パイプに注意してカバーを閉じます。

フルオートのみなのでセレクターなし。ついでにセフティもなし!

試射したところおおよその初速は86m/s程度でまずまずいい感じ。作動感もややノイズが有るぐらいで悪くないのですが、フルオート機関銃なのとマイクロスイッチである以上、FETでの回路保護は必要かなと思います。

 

感想

とまあおおよそ触りのレビューはこのへんで。

値段も重さも置く場所もアレですけどあるだけで楽しいですし、その値段も内容を考えると同レベルのエアガンの中では格安だと思います。

そりゃ使う場所は限られそうですが、購入を考えてる人は思い切って背中を押しますよ!!

それで購入した自分は、うーん…これ、どうやって運用しようかな?