再生強化怪人 WE M712カービン
WE M712カービンの3Dプリント品が、さあ届いた。
見ての通りなチタン製のファイヤリングピンというかバネガイドです。
チタンなので軽いが強度は十分にありそうですね。
気になる再現度としてですが、まず表面は鋳鉄っぽい感じのざらり仕上げ。
そのため切削研磨の製品と比べると各部の細かさは劣りますが、このぐらいであればまずそのまま組み込んでも問題ないレベルでしょう。
・・・ともう一つ?
実はエキストラクターも発注していたのでした。
時間かかってたんでしびれ切らせて放り込んだら、同時に加工してくれた。へへへ。
裏面の再現度もこの通り。すごい。
しかし改めで現物を見ると、ついに3Dプリンターで金属出力を個人依頼できる時代になったんだなぁと一人しみじみ。ホビー用途でここまでできるとはねぇ。
しかもお値段も以前切削依頼を出した時の非現実的なものではなく、よくあるカスタムパーツとして妥協できるぐらいの価格。
安さは正義ともいいますが、数分の一の価格を提示されたら表面仕上げのアラぐらい妥協できるしねぇー。
さあ気持ち悪い感傷に浸ってないで、さっさと組んでいきましょう。
まずは特に何も考えず組んでみましたが、やはり作り手の詰めが甘く嵌合部やピン打ち部に干渉があったため、適当にルーターでがりがり削って合わせました。
が、形状のコピーは思った以上にしっかりしていたので、加工もちょっとだけです。
約20分ほど格闘し、そうやって組んだ状態がこちら。
どちらも銀色なんですけどなんだかごく自然な感じ。アクセントになるんで、もう色塗らずにそのままでいいや。
見栄えはともかくとして、さあ性能はどうでしょうかと空撃ち、ボルトストップ、弾入れなどなどを数十回。
結果としては全部合格。耐久力は相当数撃たないとわからんのですが、今のところすぐに折れそうとか削れてくるとかは全く感じられず。
おおよそ鉄と同レベルでの材質強度を持ってくれていそうです。
むしろ逆に純正品のハンマーやボルトの方が心配になってきました。
これでジャンクと化していたWE M712カービンですが、再生強化怪人としてまっとうに動かせるようになりました。
・・・再生怪人ってすぐやられるんじゃない?いや大丈夫大丈夫。
自分にCADのスキルがあって本当に良かったなぁ。
この後はやっと普通に性能方面のカスタマイズへ行けそうです。