WEのM712破損パーツ再生計画
前に盛大にブチ破損してくれましたでござりまする、私のWE M712カービン。
そのパーツを再生すべく、個人加工オッケーよーってやってる加工業者に見積もりを出したのですが、にこにこしながらことごとく作れるかぼけぇとか、ンなもん10万だ10万とあまりにも酷い結果をたたきつけられたものでショック…。
このままでは何もできずな、単なる押入れ鎮座のジャンクパーツとなってしまうM712。
いいもん!!じゃあ3Dプリンター加工で作ってやるがるるるる!! と、意気込んだはいいものの、前見たく仕事中のサボりでCAD作れるレベルではないの複雑な形。 ではフリーのCADを導入だと、そこで私がチョイスしたのはこいつ。
会社のとは使い方が違ってたのですが、数日みっちり慣らしてなんとか基礎形状ぐらいは作れるようになりました。
では実践!とノギスと定規片手に形状コピーしての3Dデーター作成。
まずは作動に必要なファイヤリングピン。単なるバネガイドなんですが、なければもう何もできずなこのパーツ。
とりあえずはコピって完成。とは別に…。
このように突起の基部にRを設けて割れにくくしたのがオリジナル部分。 それ以外にもRを設けて、形状強度をアップ。もちろん作動に影響ないようにですよ。
そしてもう一つがエキストラクター。 この形状結構複雑で、単なる肉抜きだろうと思っていた部分が実はボルトとの固定用途の突起入れとかで、全部完全にしないと不具合起こすってのがわかり、ひたすら細部まで再現。 もうしんどい。
何とか出来上がり。
前に折れたピン打ち部に割れ防止のR付けして終了。 とりあえずこれらを発注しようとしたんですが、まずはちゃんと耐えれるかどうかを確認するためにファイヤリングピンだけを発注。
材質はスチールにしようと思ったんですが、表面がざらついてたのと精度が出にくいとのことでしたので、もう少し精密度のあるチタンに変更。
割高にはなったものの、思ったより安かったです。
届くのは二週間ほど先。しばし待たれよ。