sm Dystopia

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ここは私の管理社会

ドイツ軍の御奉仕眼鏡

わたしは泣く子も黙る恐怖の眼鏡っ子・・・じゃなくて、眼鏡が無いと見えない視力差近眼乱視という人なのです。

ええサバゲではめっっっっっっっっちゃ不利です。メッシュでも曇るんだもん!!

そういうわけでいろいろ苦労しているのはさておき、大戦もの装備が多い自分としては当然当時の眼鏡というのにも興味があったわけで、いろいろ調べてみると、当時はいわゆる丸眼鏡が主流だったとかいろいろ理解を深めているところです。・・・が、調べるだけじゃサティスファクションなどできず、手に入れてみたいし可能であれば使ってみたいのは人間の性。大体メガネなら復刻版とかあるだろうどうせと探したのですが、

高けえよ!!なんだよこのエアガン以上のお値段は!!

どこの国製のもクラシック眼鏡は本物はバカ高いし、復刻版も高い。これにレンズ入れるとなるともっと値段が・・・。

こんな感じで手が出せずで仕方ないかなーと半分あきらめていたのですが、ebay見てると良いものを発見。しかも安い?それに自分の欲しいものにドンピシャでもうコレ買うよ!!と、遠路はるばるブリテンからの海外通販。

そう英国です。あの変態という名の紳士の国です。奇行の多い正義超人や、まさかの時の宗教裁判や、いたずら好きのコメディアンや、料理の下手なIS操縦者や、三節棍持ったサウスタウンのボスの部下や、戦車でドリフトするスパイや、吸血鬼を従えた妖怪ヘリくれ鉄の女が居て、そして奇妙な冒険の始まりの場所です。

そこからのロイヤルストレートフラッシュメールって名前の追跡できない安いやつで頼んじゃったから、ちょっとやきもきしつつだったのですが、なんとか届いてご安堵。

ではその良いもの、当然眼鏡なんですが、ご紹介と行きましょう。

こちら独軍が支給していたという眼鏡のレプリカ品です。大戦時ドイツの時代物です。

マジで求めていたドンピシャすぎてうれちい♪

このようにいかにも軍用ってな感じの眼鏡ケース、というか細長い缶に入ってのご登場です。

原語ではDienst-Brilleと書かれているこの眼鏡。直接ドイツ語翻訳するとDienst=サービス、Brille=眼鏡でサービス眼鏡。

サービスを軍という意味で考えると・・・、軍用眼鏡、軍支給眼鏡、官給品眼鏡、御奉仕眼鏡などとするのが妥当でしょうか?

中をばばっと開けてみますと、ケースに眼鏡に紙切れ。実にシンプル、というか眼鏡にごちゃごちゃ付かないでしょ。ごもっともで。

まずはケースから。

外側はまるっと金属。中にはフェルト加工されたような中敷きの厚紙がリベット止めされています。

なんかベロがついていて、これで紙を取り出す仕組みかな?

その紙はどうやら眼鏡の処方箋みたいです。ドイツ語が書ける人はそれっぽく書いたらいいかも。お医者さんってなぜか悪筆の人が多いんで筆跡綺麗じゃなくてもOKだよ!

頑丈なのはいいんですがこのケース前のぽっちりと嵌合するわけでもなく、蓋がバカバカです。

※実際の収納では眼鏡のレンズ側を下にして、つるで縁を押さえるみたいなので眼鏡自体は落ちないようです。

ヒンジは単なるピン止め。フリーストップや磁石と言った気の利いたものなどなーい。

と、このように機能としては当時モノですが、金属もだし塗装も丁寧なので雰囲気はばっちりです。逆に軍用として思うなら綺麗すぎるぐらい。

さあここからは本命の眼鏡ちゃんを見ていきます。

形状はいわゆる丸眼鏡。同じく当時に存在したロイド眼鏡のように縁が太くはなく、全体がほっそり作られています。ワイヤー細工だこれ。

仕上げはなかなか綺麗な方であり、傷やザラザラ感はなし。ジャーマングレー?な塗装もいい感じでムラがありません。

ツル(眼鏡の腕)の根元は二本のネジでがっちり固定。一方がツルの開閉部でもう一つがレンズ押さえかな。

プラスマイナス併用可能なネジは便利なのですが、時代を考えるとマイナスがよかったかも。気になるなら変えましょう。

ブリッジ(鼻の部分の渡り)は少し肉厚ですが、それでも薄いと感じます。

上や裏から見るとよくわかるのですが、現代の眼鏡よりも奥に突き出た形状となっています。

掛けてみると一般的な鼻に載せる構造ではなく、目の間に押し込んで止めるって感じになります。当然鼻パットは装着しませんよ。

リム(レンズ部分)は本当まんまる。大きさは自分にはちょうどよく視界に足りなくもなく、あふれて頬にぶつかるとか邪魔になることもなく。

直径は約42mm。現代のを思うと小さい部類かも。

モダン(耳の引っかけ部)はいわゆる縄手モダンという、乗馬などの激しく動くスポーツ用途の眼鏡で使われるちょっとめずらしいもの。

こんな小さい輪っか耳に通らねえだろと思いきや。

力任せにぐにょ−んと引っ張れば、ホラこんな感じでバネみたいにしなやかに広がるよ。

確かに掛けていても全然ずれる気配がありません。

さて最後に全体の寸法を。

ブリッジが23mm、横が約115mm、ツルを広げての奥行が約110mm。自分が掛けますとちょっと幅がキツイ感じです。

ただし眼鏡には矯正できる範囲がありますので、多分ほとんどの人には(日本人であっても)大丈夫だと思いますよ。

色はともかくとして形状が思ったよりも軍用臭くないスマートな眼鏡であり、とりあえずレンズを嵌め込んで、大戦コスプレのみならず普段でも使えそうかなと思えた品物です。