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ここは私の管理社会

リペアアンドパワーアップ・クイッくん

身体の痛みもなんとかおさまり、そうかと言えばショットショージャパンが近づいてきたので、買い物予定表を作ってたり、汚れた衣装を洗ってアイロン掛けしたり、2分半で終わる特撮作品を晩御飯中に視たり、寝落ちしながらゲームやったり、山積みのエッチな薄い本とアニメを消化したり、携帯の待ち受けをエッチなイラストに変えてやらしいところにアイコンで修正を置いたり、汚れてきたフィギュアを洗ってポーズを変えて飾ったり、怪しい通販サイトとにらめっこしたり、知り合いのメールにばーかばーかと突っ込んだり、エサを運ぶ玄関のアリを延々と見つめたり、などなどなーどと大忙しな最近ですが、こちらの方もやっておかないとと、今回の案件。

 

 

底カバーの爪がへし折れた私のクイッくんです。

当たり前ですがメーカー修理などできませんので、自力で弄って元に戻します。

 

イッツアリペアニングスタート。

 

まずは損傷度合いをチェック。

 

 

綺麗に真っ二つに折れたという経年劣化&力が入ったですかね。まあ数十年前の出荷品だもんね。

 

単に接着するだけではまたへし折れるでしょう。なので金属の芯を入れてその上から接着という非常に面倒くさい方法を取ります。

 

こういう場合に使われる金属芯ってのは大体が真鍮線なのですが、力が加わるのと爪自体の弾性が欲しいので柔らかい真鍮は不向きかなと判断。

んで、チョイスしたのはこちら。

 

 

ラノベで大人気、癖のある味方だったりかっちょいいめの悪役だったりな暗殺者がよく使っている超御都合切断武器のピアノ線です。

実際には絹糸みたいに柔らかくもなくかったいのでしゅるしゅる操れません。

思いっきり振り回すのには重いですし、いくらぶつけても建物や人間やヘリが豆腐のようにスパンスパン切れるわけじゃありません。

ただの弾力のある針金ですのでご注意を。

 

アホなことはよそへポイして〜、

 

 

十分な深さの穴をピンバイスでドリり、次にピアノ線を適当な短さに切り、差し込んで芯にします。

φ0.45が1本では不安だったので2本左右にして固定。

この状態で底板嵌めてのテストはいい感じでしたので、後は接着材をぬりぬり。

 

 

接着剤にはJBウェルドをちょい盛り。性能はいいんだけどこの変な臭いが馴れない・・・。

後は1日放置で固まれば完成ー。

 

さてこれだけでもよかったのですが、もう一つ気になる部分があったのでそっちもついでに。

 

気になってたのはクイッくんの作動スイッチ。

かなり前に交換で復活させたのですが、電動ガンのFETだのSBDだのの理解ができるようになると、こいつのスイッチ保護もしといたほうがいいかなと思ったわけです。

とはいっても高価で複雑なFETやSBDを仕込んだりするのは、ちょっとオーバーよねと。

んでジャンクパーツを漁ってると、そういえばSBDの代わりにあれ使えないかなとか思って、結局でかくて放置してたのがあったなと思い出し。

それを装着してみました。

 

 

それというのはスパークキラー。コンデンサーと抵抗が一つになったスイッチ保護用途の電子部品です。

そもそもFETやSBDのようなものでないと性能に支障が出るエアガンとは違い、クイッくんなんて電動マガジンでもなく給弾用途の小道具ですので、レスポンス構成は全く無視していいもの。スイッチ保護だけ出来りゃいいコイツで用は足りてるのです。

スペックは書いてある通りの0.1uF+470Ω。

せいぜい6V負荷の小型モーターにはめちゃめちゃオーバースペックだと思うんですが、処分品だったので。めちゃめちゃ安かった記憶があります。

とりあえずつけてみての作動テストー。微妙にとろくなった気がしない気もしないでもないするかなな感じで、実態は全く変化なし。

まあいいということにしましょう。誰も泣かないし。

 

 

最後にギアのグリスチェックでリペアメンテナンス改良終了。

またクイッくんのレベルを上げてしまった・・・。