書引手ノ解分−銃拳式年六十二
うふふ解体だ解体だ。
、ガスデ銃拳式年六十二ノ回前テサ
。スマキオテイ書ヲ容内ノキトタシ直ヲレ漏スガ、ト順手ノ備整解分
。イダシ人ノソハカイナタ立カツ立ニ役
・・・右書きは現代人には厳しいな。
まずはトリガー部の分解から。
サイドプレートを開けて中を見ることができるのは前回の話。
グリップを下支点にして手前に持ち上げて外すと、
でーんとV字の板バネ部分がお目見え。
オーゥ、ここにメーカーと団体の刻印。
外観に配慮したものといえばとてもいいのですが、あまりに隠しすぎるのもどうかとも・・・。
今回は外しませんが、グリップの交換は下のマイナスネジを緩めて取ります。
しょっちゅう外すところではないですけど、とりあえず説明。
次にグリップの板バネを外します。
グリップ固定パーツに刺さっている突起を持ち上げて外してから、バネを手で挟んで反時計回りに回転させます。
するっとアーチ部分を滑ってバネが外れるので、後は上の引っかかり部分を外してバネ終了。
アーチ部に傷が付きやすいので、手で挟むのをしっかりやりましょう。
組み立てる時も逆の要領でやれます。
基本機構のバネ抵抗はこれで全てを担ってますので、後ははめ込んであるだけのパズルで楽です。
さてパズル分解。まずは橋渡ししているこのパーツをひょいっとつまみ鳥。ギャエー。
ハンマーユニットはごそっと取れちゃいます。
まだパーツがありますが、通常のメンテナンスではこれ以上は分解しなくていいでしょう。
右にあるイモネジはハンマーの調整用ですので、安易にぶつけたりねじロックしたりしないよう注意です。
トリガーパーツは上のシリンダー引っ掛け部品を先にはずして、そのまままとめてずぼん。
トリガーガードも上に持ち上げるだけで外れます。こっちは後でも先でもお好きに。
綺麗に食い尽くされた、焼き魚の開きでございます。
基本この状態だと樹脂のフレームだけですが、
負荷のかかる部分は金属インサートによって強度アップされております。
だからって乱暴に扱っちゃだめよ。
作動感向上のためには注油を行ったほうがいいので、ここで簡単に説明。
注油箇所は作動部分から考えておそらく赤ペン部分。余計なのがあったらごめんね。
それとシリコンオイルではなく、粘度の高いグリスを使用したほうが長時間持つのでいいかも。
探せばアンチウェアグリスとかありますが、
わざわざ別に買うよりみんな余らせてる電動ガンのギア用を使うのがいいと思います。
あんまり塗ってもべちゃついて埃や汚れを巻き込むだけなので、
布や筆とかに少し取って、薄く塗り込むような感じでいいかも。
組んだ状態で塗るよりかは、パーツに塗布して組んでのほうがやりやすいですよ。
では、ここからは問題のシリンダー部。
ガス漏れしたときにばらしたので、その方法と改造をまとめます。
まずは後ろのねじを取っ払って、プレートをはずします。
タンクがお目見えですが、おっとその前に・・・。
ヒンジ部付近にある、回転防止用のイモネジを緩めておきます。
そのヒンジですが改造防止処理がされていますので外せましぇん。無理やり外しても何の特にもなりませんよ。
続いてタンクを付属の工具で90度回転。
広口のバルブレンチがあればそれでも回せられますよ。
後は外側ごと引っ張れば、タンクユニットごとぼこっと外れます。
おまけで本体側。
バレル下部のネジを緩めると、バレルとチャンバーが取れます。
が、結構抜き差しが固いので、弾詰まりとかよっぽどのことでもなければそのままにしておきましょう。
・・・長々やっといてあれなんですが、ここまではマニュアルに書いてるから、それ見ればいいし!!
このままガスタンク分解も書こうと思ったのですが、
ちょっと長くなったので次に持ち越しです。