電動コンパクトをリフェ化する
久しぶりにSMの変態工作たーいむ。
今日のお題はもっさりバッテリー。
私の電コンバッテリーは中華のおまけそのままを延々と使っていたんですが、
ここ数か月の間に出力低下がわかるようになってきました。
じゃあお手軽にとっとと変えましょうって思ったんですが、
今更専用バッテリー(ニカド)ってのもなんかなぁとちょいと二の足。
そういえばちまたではリポぶち込みやってるよねぇ。
じゃあそれにしようかなと思ったんですが、
管理が邪魔臭いのとリフェにニッ水に古いニカドにリポぉ?って、
これ以上どっかの軍の弾薬規格みたいに無駄に違うのを増やすのが嫌なのでやっぱりパス。
後はニッ水の電コンバッテリーがあるみたいなんですが、
海外製のおまけなので入手面倒だしスペア確保も絶望的だろうしでこれも駄目。
さあてどうしたものかと思いネットをめぐると、
http://www.batteryspace.jp/shopdetail/028001000002/order/
何とバッチリなものがあるではないかと、僕歓喜。
えーっと前知識なんですが、実は電コンバッテリーの収納サイズは単三電池2本と同じ大きさなんです。
そして専用バッテリーは、この単三よりも短い1.2Vセルを6つ繋いで7.2Vにしているわけっす。
そして今回購入した単三サイズのリフェ。1セル3.2V、600mAh。お値段860円
・・・うん?なんだよこの安さ!リフェも安くなったものだなー。
二つ繋いで6.4V。ちょっと電圧弱いけどおつむぱーぱーの自分の計算では大丈夫と判断?
で、97式で作った時の経験と勘と運?を基に、バッテリーを組んでみました。
まず用意するのは敗北主義者化したおまけバッテリー。
上のコネクターと下の絶縁体を接取。
コネクターの金具はスポット溶接でくっつけてあったので、絶縁ペンチで適当にぶち捥ぎました。
残りの廃セルは家電量販店にリサイクルシュートしちゃお♪
このままでは後のはんだ付けがむちゃくちゃやりづらいので、分解して金具を延長。
銅板と適当にあった線をくっつけ。線はムキムキして錫めっき。
次にリフェセルのバランスコネクターを制作。
97式の時は線をカットしなかったのでめちゃめちゃ邪魔でしたが、今回は塩梅良い長さまでカット。
極性を上下対称にしたセルを瞬間接着剤で固定し、ケツに銅板をつけて直列繋ぎ。
バランスコネクターは極性に気を付けて・・・+、−、セル同士の真ん中にはんだ付け。
そのままコネクターの延長部分とセルを一気に接続し、折りたたんで収納。
後はコネクターとセルの隙間に保護用のホットボンドを流し、ケツに絶縁体を貼り付け。
バランスコネクターをケツに持っていき、セルの谷間にすべり込ませて固定し、シュリンク!
ばっちり完成です。
バランスコネクターのせいでコイツまでミニサソリみたいです。
※実際は何度もはんだ付け失敗したり、コネクター焦がしたりでむちゃくちゃ。もっと器用な体が欲しい・・・。
充電器にかけて動くかどうかチェック。
セルの素性がいいのか、2C充電も問題なく認識してくれました。
ついでに試射の前にすこぽんをメンテしなおし。
新しいパッキン+工具箱に転がっていたマルイのグリスをたっぷりおごってやりました。
(え、グリスはそんなにいらない?)
さて、ではでは、新作バッテリをぶち込んで試射ー!
当然ですがバッテリーサイズは単三+コネクター+ホットボンド分。
ノーマルバッテリーより短いので、中で固定できません。
が、抜かりなし!
原始的発想で木のb…ばってりーすぺーさーを放り込み、蓋に突っ張らせて固定しました。
ゴミじゃない、すぺーさーだ!
どかどか撃ってサイクルと初速計測。
初速は電コンなのでこんなもの。
サイクルは毎秒7発そこそこ。電圧がネックとはいえやっぱり遅いのは否めず。
撃った感じはなかなかまったりもっへりで、暴れまくりの小型SMGではなく、中古の工作機械と化してます。
しかしこれは電コンであるからの6.4V制限であり、スペースの制限が無い他の銃であれば、従来通り9.6Vで暴れられるでしょう。
それかバッテリースペースえぐっちゃおうかな・・・。
今回の実験は大成功。
このセルを使って次は何しようかしら?