sm Dystopia

ここは私の管理社会

JGさん勘弁してください・・・

 

結局丸二日ぶっ潰して浄化作業と、まともに動くよう、メカボ組み込みに取り組んでいました。

 

ええっと、すいません。のっけからかなりのグロ画像なんで、注意してくださいね。

 

 

こりゃねーっすよ!JGさぁあん!!すこぽんなんてかわいいものだったのね!

 

 

はっきり言って強烈です。他の方の解剖画像や自分の過去のブツを思い出した上でも、今までに無いぐらい最悪の常態です。しかもなんか猛烈に臭い!パーツクリーナーやIPA、洗剤、超音波を導入し洗浄しきったと思っても取れなかったオイル臭は初めてです。結局パーツクリーナーは半分ぐらい使って最後はクリーナー液で金属部品が泳いでいました。

今度から灯油使おうかな・・・。

 

 

えー・・・気を取り直して軽くパーツレビューです。

まず、メカボックスは3の強化版みたいですね。軸受けには7mmのプラが入っていました。7mmベアリングとの互換性はありそうですが手元にそれが無い為、今回はこれはそのまま。

 

とりあえずシムは調整されているみたいなので、寸法を測定し入れ替えました。

ギアはいたるところにJGマーク。なんかコーン真鍮のかませもあります。まあ精度もそれなりによさそうなので、これらはそのまま使います。

メカボも磨きたかったのですが、前述の通りでそこまでの気力が無かったのと、早く組んでみたいのがあって今回はパスしました。

 

パーツについても、とりあえずは極力元のままで組んでいきます。

 

 

トリガーには派手な傷・・・。後で塗装しますか。

 

 

で、まず行うことがスイッチ部のハンダ付け。ちょちょいと修理完了。線の引き直しは今のところよさそうなのでこのままいきます。

 

 

スプリングガイドは樹脂製ですが妙に頑丈そう。ガラス繊維入り?

 

 

シリンダーヘッド。・・・変色したような色、というか変色してるんじゃないの、これ?とりあえず臭いが無くなるまで洗浄しましたけど、なんかどこかと腐ってそうな感じ・・・。まあ気密も取れている感じなので、そのまま使ってみましょう。

 

 

ピストン関係。これも変色したかのようなすごい色・・・ですがおそらく樹脂の色です。

形状はマルイ純正とほぼ同じですね。そのまま組むとパワーオーバーになるので、バネ交換します。

 

 

引っ掛ける部分も同じ。ですがネジがタッピングなのでこれは交換。

純正の錘とネジとロック剤を使い、ガッチリ止めます。

 

 

トリガーパーツ。よく見ると抜け止めのピンがありません。試しにハンマーでどつくと金具が簡単に中に入ったので、こりゃちょっと問題だなとプラリペアを穴部に注ぎ、止めにしました。

 

 

ネジは海外品にしては珍しくいい感じだったので、ノズル上とレシーバー連結パーツ止めのタッピングビス以外は全部流用しています。タッピング2本についてはステンミリネジ仕様としています。

 

 

同封されていたノズルです。マークを見るにARES製?なんかURLも怪しい・・・。

付属のOリングを中の溝にはめ込み、気密を上げるようです。というかつけないとスカスカ。

 

 

ノズルも復活し、とりあえず組み付け終了。グリスはマルイ純正ので。

Ver.3のメカボを組むのは初めてですが、割と精度がよかったのか強化がよかったのか、組むときにそれほどストレスは感じませんでした。

(まあ、3回ぐらい噛み込みに失敗してリトライしましたけど・・・。)

 

どうせ汚いので次はバレルのお掃除です。分解手順はマルイのとまったく同じです。

 

 

で、分解してみると・・・・

 

 

 

 

うげろげろげ・・・。

 

 

 

だからなんで向こうの人は、こういう有害物質(もう断言するよ!)を塗ったくって大丈夫なのよ!!

 

なんてこと無いグリスだろうに、生モノのような腐敗臭がします。たとえると腐った生魚のような臭い・・・。あの漁港のゴミ捨て場の強烈版です・・・。

 

パッキンはゴムが固いのでこれは入れ替えますが、とりあえず取ってはおきたいのでお掃除。写真ではあっさりしていますが実際は泣きそうでした・・・。ええ実際腐敗臭で泣いています。

バレルは手持ちが無いのでとりあえずそのまま。拭いても取れない酸化部分はピカール出動で浄化です。が、バレルの中はそれほど汚れていませんでした。

 

 

ちなみのこのバレル、上げ底と言うか上げバレルです。G36Cのバレルサイズで14mm逆ネジが切られているので、いろいろとっかえひっかえが出来そうです。私はこれでいいのでネジロックで固定。銃剣取り付け部?とマズルは芋ネジで固定できますので位置あわせも楽です。

 

 

とりあえず各部バリ取り、オイル磨きとありあわせ光学品を乗っけてキメ。

バリ取りはあまり詳しく書きませんが、結構あちらこちらにあります。気になる人だとかなりの修行タイムになりますよ。

 

バッテリーにリフェを使用してみましたが、セミフル共に調子よく動いてくれます。ノイズも無く中華製品の中ではかなりマシな部類です。

最初弾ポロが発生していましたが、シリコンオイルでチャンバー部分を洗浄すると無くなっていきました。

初速は75前後。純正バネですからこんなものでしょ。

 

 

最後に使用感ですが、まずアンビセレクターがいい感じです。狙った位置に軽くカチカチと位置あわせできます。少し機械的な感じもしますが。

 

樹脂のきしみは皆無です。ちょっとピンがゆるいかも?

 

 

マガジン挿入が妙に固いので、すばやいマグチェンジは駄目そうです。またマガジンは引っ掛かりが多いデザインですね・・・。

 

 

ストックの固定も作動もばっちりです。固定したときのかっちり度は固すぎるぐらい。

しかしまさだくんやすかみたく、チークピースも伸縮もと覚えると物足りない気が。後、たたんじゃうと右セレクターは実質動かせません。まあこれらは実銃のデザインなのでしょうがないですけど。

 

そしてやはり長モノですので、CQBにはちょっと向きません。

せっかくのバイポッドなのでキンタマドラムマガジンでもつけて、LMGにするのが正しい使い方かも?

 

 

総合としてはバリや内部汚染が後を引いているので、ちょっと個人的な採点は・・・。しかしながら安価な割りに出来はかなりいいほうです。外装、内部共にカスタムパーツも豊富ですし、ベースガンとして苦行を跳ね除け付き合えるなら買いでしょう。

 

 

 

 

 

(箱だし中身のことだけは絶対擁護しないからね!!)