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ここは私の管理社会

13の招待-ゴルゴ展の依頼を遂行せよ

 

海遊館の隣、大阪文化館・天保山大阪港駅の近くですね。
そこで開催されておったゴルゴ展に学生時代の先輩と共におじゃーましましたです。

※正式な祭事名は [連載50周年記念特別展 さいとう・たかを ゴルゴ13]。

チケが入手できたと言うので、行ってみましょう見てみましょうでした。

 

早すぎず遅すぎず…さすがだゴルゴ13

当日の11/25は現地そこそこに暖かく、活動しやすかった日。
12時集合とのことで、おおよそ20分前頃に大阪港駅に到着。
海遊館の近くということで観光客や子供連れが多数。このようなおじさん単独には別の意味で寒い感じです。

ま、まあそれはいいじゃないさ!!と言うことで周辺でもお観察。

このようなオブジェや建造物が多数にあり、観光向けって感じですね。
時間つぶしの後、待ち人合流。近くのサテンでお昼を注文。

淡路玉ねぎのカレーだとかですわ。ご馳走様。
この時私のお腹はちと体調不良で痛みが走る状態だったのですが、まあ何とか普通には食べれてましたのでこのぐらい大丈夫。
さあ腹をみたし、ちとトークの後にいざゆかんの文化館。

今回のターゲットはこの建物だ…!

基本撮影禁止なのですが、一部OKの場所もありでそういうところに撮影をばと撮りまくり。
まずは入り口でお決まりの顔嵌めてしてなセット。

知ってる人にはあまりにも有名なミスファイヤ(不発)のコマですね。あれ?狙われてる?

その後チケットを切ってもらい入場。
特典付きだったらしく、このようなポスターをゲット。

知ってりゃもうちっとデカいカバンを持って行ったのですが後の祭り。

プロは最善の準備を怠らないものだ…

うへーい、もうこの時点でボクはやられてるな。同人イベントではそれなりの歴戦くぐってきたのだが今回は完全油断ですわ。

会場内では静かにしてもらおう…

さてちょっとかさばらせつつ中を見学。
まずはゴルゴ13の生原稿展示。
撮影禁止なので写真は無いのですが、生原稿の筆跡や修正液にインクの痕、そしてトーンや台詞指示など印刷では消えてしまう細かい部分がまじまじと見て取れました。
私も落書き程度に絵をかじっていたので、その技量と手間がよくわかります。
そのまま圧倒されるままに技法や絵コンテ、そしてどう完成されていくのかという実際の流れを見せてもらい、ただただ関心のみ。
余り安易な言葉は言いたくないですが、さすがプロの仕事としか言いようがないです。

ここで体験をしてもらおうか…

途中からは作品内容のテーマ別な紹介。
ここでマニア的視点からはうれしい部分。作品に出てきた銃のご紹介です。

 

現在使用するアーマーライトカスタムがこのように展示されており、実際に触って構えられました。
こちらM16A2にスコープとチークを付け、リアサイトを切り欠いたものであり、かつて東京マルイが再現し限定販売していた仕様のものです。
そして驚いたのがそれ以前のアーマーライトカスタムや作中の火器の数々の展示。
これもガンマニアながらの嫌な視点ですが、最初に描かれたものはスコープマウントの位置や形状が少し現実のものと異なる仕様が多いので何か想像で描いたのかなとか思ったのですが、そのものずばりなモデルガンが展示されており、かなりそれに忠実に合わせてあったのです。
まあ昔のモデルガンではアレンジがあったりもしますので、そのままそうなるのでしょうね。ここは意地悪に突っ込む場所ではなく、ちゃんと資料に基づき描いているとだけでしょう。
※もう一つだけ言うと資料にMGCとかマルイとかマルシンとかタナカとか知ってるトイガンメーカーの刻印があって、一人ニヤニヤ。

仕事場を見てもいい…

ずんずん奥の方に行くと、実際にさいとう・たかを氏の仕事現場を丸々再現。
ホワイトを乾かすのにタバコを使うとか、汚れないように白手袋をはめておくとか、職業ならではのなるほどなるほどな小道具を見て取れました。

書斎でゴルゴさんがお出迎えでここでは撮影OK。この人形等身大のようで、ゴルゴさんでっかいです…。

まだまだ見るべきものはあるが外部には非公開だ…

その他にも先生の年表、ゴルゴ連載の軌跡、掲載されていたビッグコミックの展示、単行本化されない幻の話など、もうゴルゴ好きであるなら感動もの。
文章だけでは全部の紹介がしきれないぐらいでしたよ。
自分も一気にゴルゴの歴史に触れて、機会があれば一度最初から最後まできっちりと読んでみたくなりました。

終わったら買い物と休憩を忘れるな…

さて見学を終わった後はお土産タイム。
まあ特に変わったものというか、結局はゴルゴなんですけどねって感じでしたのでちょっと記念になるようなものを購入。

アイマスクにー

アクリルスタンド!

…ってこんなのかよ!!いいじゃん、立体物とネタ物好きなんだもん!

そしてお近くの専用カフェで色々感想やら雑談だべり。飲んだのはゴルゴブレンドで、あっさりな味のコーヒーでした。

最後に感想を聞こうか…

こういった展示会ってのは個人的な気分として敷居が高いものであり、平民思想の私ではなかなか行かないものなのですが、こうして誘ってくれた先輩のおかげでまたいろんな視点や考察が出来てなかなかに充実させてくれました。
自分に興味あるものであればこうして足が向かうでしょうが、それ以外ではなかなかに難しいところもあります。
まああまり気を張らず、こうしてちょっと参加すれば後はいいんだよって感じなのは何の事柄でも同じですな。
今年もあと少し。来年はさらに活動的になろうかなとおもった今回の展示会でした。

って、なんか賢しくまとめた読書感想文みたいだ。気持ちわる…。

おまけのオマケでゴルゴの立て看板。
後ろに立つなは誰もが立っちゃう。お約束よね。