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ここは私の管理社会

小心者のリポバッテリー運用事情−チェッカーとバランサー

前回の続きですます。

 

 

 

 

さてコネクターを変えて電流の対策とし、充電器を専用の物にして過充電や設定ミスの対策とやりましたが、まだそれだけではすべてに対策出来ているとは言えない部分が多々。 しかしながらそのあたりも専用の道具で解決できるますので、後半戦はそれのご紹介といきます。

まずバッテリーのご機嫌いかがと現状を知るには?と、いうことでこのようなものを用意しました。

 

 

セルメーター-7-Dというデジタルバッテリーキャパシティチェッカーというものです。ラジコン業者やエアガン業者から似たようなのがわらわらと出ていますが、基本は同じです。

使い方はバランスコネクターを製品右側の接続部に差すと、ピッバッテリーの電力でモニターが表示され、現在の状態を知ることができます。 情報として出てくるのは各セルの電圧とバッテリーの容量です。容量はパーセンテージとバーであらわされるので、残量がとても把握しやすいです。

左のTYPEセルを押せばピッバッテリーの種類を変えることができます。リポなのにリフェで情報を見てもでたらめなので、正しい種類で見ましょう。

真ん中のCELLボタンを押せばピッ ピッ ピッ1セル、2セル、3セルと単独の情報が表示され、どのセルがどうなっているのかを把握できます。 例えば2セル目だけが死んだとわかれば、高度な改造技術ですが、バッテリーをばらして無事なセルだけを再利用するとかに役立ちます。

最後に右のMODEボタンでピッ各セル同士の電圧差などが表示され、セルバランスが取れているかどうかがわかりま・・・ ピッ ピッ ピッ ピッ

 

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だぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!

うるせぇえええええええええええええええええ!!!!!!!!

必要以上にこのブザー、めっちゃやかましいのです!! お外ならまだしも静かな深夜のおうちで確認とかだと、確実に苦情に来るレベルです。 というわけで私の精神衛生上まったくもってよくないし、だいたい音でお知らせなんて必要なさすぎるのでぶっ殺します。去勢です。

 

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裏のゴム足を尖ったものかなんかでほじくって外しますと、ネジがお目見えになるのでこいつを4個すべて外します。

後は外枠をパカンと割れば、電子部品のお目見え。

 

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なんかわかりやすくはんだがついてるパーツが見えますが、表にしてみると

 

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ご覧あれこの液晶の下、この円柱状のがブザーです。

 

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はんだごてと吸い取り器で外してポイ。 もし同じことがしたいけどはんだごてが無いって人は、ホットボンドかテープでもブザーの電子部品にかぶせておきましょう。

 

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後は戻して終わり。ブザーは並列に繋いであるみたいですので、コイツの回路にまったく影響はありません。ああ静寂だ。

で、ちょっと脱線しましたが、これでゲームごとにチェックすることで過放電する前に外し、別のバッテリーに取り換えや再充電をする対策ができました。 ところがゲームが終わった後に、結局使わずで満タンのまま保管するってのも悪いということです。 何でも長期保管時は30〜60%の残量がベストだとか。 かと言って無駄に電動ガンをぶっぱなして残量を下げるってのも無駄な作業と時間。

てなわけで対策として放電器を買いました。

 

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こちら3in1バッテリーバランサー。6セルまで対応とのこと。

これも各社から色々なものが売っていますが基本同じです。 指定電圧まで放電するモードと、偏ったセルだけ放電してセルバランスを取るモードと二つあります。

この指定電圧ですが、あまり下げすぎると過放電になりますので、リポなら3.85V、リフェなら3.3Vを目安として放電させればいいみたいです。 私はそんなことも忘れるおポンチなので、電圧をこうして書いて貼り付けておきました。

 

これら二つの機材の値段についてですが、両方揃えても3500~4000円程度です。安全と管理を買うと思えば安いものだと思いますね。 ということでおおよそリポの注意点に対しては対策ができたと思うのですが、本当の最後にこの機器についての注意点が一つ。

繋ぎっぱなしにしないということです。

このディスプレイ表示はバッテリーの電力を使って表示しているわけですので、放電していなくとも勝手に徐々に減っていくわけです。 もし放電してそのまま放置して数日以上忘れていたら、確実に死んでおります。 ですので放電時間が長い場合は、おおよそで確認する癖をつけるのです。

 

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上記の機材にリポ全部纏めてでもこんなにコンパクト。 取り扱いに気を付けてエンジョイさせていただきます。