RS TYPE97〜チャンバーだのパッキンだのの再調教〜
前回のサバゲで、ちょっと給弾あたりがぶりぶりへそ曲がりしていた97式。やろうえり好みしやがって。
後ホップアップも不良だったね。
放置していても何も解決しませんので、大胆不敵に調教します。
とはいっても原因がなぁに?ってことを見つけにゃければ、話にならず。
まずは分解。
メカボックスをさっと取り外して、チャンバーを固定しているねじ2本を外し、そのまま引っ張り。
単体確認。よくあるホップアップが横ダイヤル方式のチャンバーですね。
この組まれた状態で前、後ろ、下からBB弾を投げ入れて通してみましたが、引っ掛かりは無し。
ということで、まずバレルが曲がっているとか詰まっているとかは問題なし。
それとホップアップダイヤルを限界まで進めても、出が全く出ておらずなのを確認。こりゃ問題。
ということはチャンバーもしくはパッキンに問題ありかなと、サクサク分解。
まずホップアップのダイヤル基部のねじを外し、押さえラバーを取り出し。
んで、バレルの留め具を外して、スポンと抜き取り。
左が97式に放り込んであったパッキンと押さえ。右のいろいろがストックしているやつ。
比較していきましょう。
まずはパッキンのBB弾通りを比較。使用するBB弾は前回へそ曲がりをしたS&Tのバイオ。
もう見てわかる通りです。もともとのはちと径が小さいのか単体で引っかかっています。これ自体は良い悪いではないのですが、97式のチャンバーに放り込んで径が補正されると、余計にきつくなるんでしょうね。
弾詰まりはこの辺が原因と断定されたので、スカスカ仕様のパッキンに取り換え決定。
次にホップアップ。パッキンの突起形状はちと確認が難しい・・・?いやちょっと待て、形状云々の前に結局上から押さえるだけなのに、なんで突起が作動せぬ?と考えてたら・・・。
原因はこちらにありました。押さえのラバーを比較してみると?
明らかに径が小さいやつを使っていました。どうやら97式の押さえレバーには小さすぎたようです。ぐぉう。
今度はこの紫のパッキンと、押さえラバーを使ってみることにします。メーカーは・・・どこのやつだっけ?忘れたけど、ま・・・まあ、粗悪なメーカー品ではないでしょう。そう思え。
ホップ確認。
0位置では出ておらず、それ以上では完璧に掛かりが出ており作動OK。
全部組み直してのパッキンの弾保持もご覧の通り、いい塩梅です。
もちろん作動テストは合格の太鼓判。
S&TのバイオBB弾を使って、多弾数マグで300発テストしましたがすんなり。
ホップアップはシューティングレンジがないので初速の低下で確認しましたが、こちらもちゃんと掛かっているようです。
修正困難かなと思っていたのですが、蓋を開ければベリーイージー。
・・・あーもう、面倒くさがらすにこっちもあの時に確認しておけばよかったなぁ。