工具じゃなくても使える日本軍の工具入れ
旧日本軍の軽機関銃マガジン入れをさっそうと購入した私ですが、それを使うなら相方?なこの装備品も持っておいてもいいかもねと、実は同時購入したものがあるのです。
もったいぶらずにさっさと出せとサバゲ神様にせっつかれので、こちらもご紹介ご紹介。
同じく旧日本軍の軽機関銃用工具入れでごじゃいます。またもや蛇足情報ですけど、旧海軍でも使ってたと思うよ。
なんかよくわからないのですがNの商店で該当する品物では、弾入れだの図のうだのと書かれておる品物で、私もその紹介でいいのかよくわかってません。
が、eBayでの表記は、
Replica of Japanese Army type 96 type 99 LMG Toolkit Bag
なので、96式、99式用のツールポーチと考えていいのでしょう。
で、ここで疑問。96式、99式なのはわかるんだけど、11年式とは違うの?またちんぷんかんぷん。まあいいや。
これを購入した目的なのですが、よくよく思い出してみれば何も考えていませんでした。
・・・ま、まあ、雑多な物入れとして使えるのなら別にあっても損じゃないわね。と。そんなことしてるからお金ないんだよ。
いいじゃないコスプレ用具なんだし。
さてでは気を取り直して、少しだけまじめにご紹介しましょうね。
まずは全体。軽機関銃用弾薬盒と同じくの革ベルトに、キャンバス生地のがっしりした作り。
色調はこれも同じくのカラシなカーキ色?ポーチどうしで色違いってのも違和感ありなので、これならいいですね。
横面。蓋は拳銃入れにもよく似ているような感じの、立体的な縫製。
弾薬盒とは違って革の耳はありませんが、縫い目ががっしりみえて、丈夫な感じがいいですね。
留め金。やっぱり錆びてる・・・。錆びがあるとはいえ機能は十分ですし、酷くはないのでこのまましばらく使ってみます。
後ろ。一面に革板がべったーん。
あんまりオイル入れすぎてふにふにになると支えが悪くなりそうなので、こちらはほどほどにした方がいいですね。
これだと水洗いもしにくいので、濡れた雑巾やらブラシやらで、表面のキャンバスだけをこすり洗う方法になりますかね。
ベルト通しも案の定、当時のベルトに合わせた寸法。作りはこちらも丈夫。
がさっとオープン。
背面は革板がガイドとなるため型崩れはしにくいのですが、幅の方向へは結構潰れます。キャンバス生地は厚いのですが、これは縫製の問題でしょう。
蓋は立体を保ったままで開けやすく、側面は裏返して引っかかりを防ぐこともできます。
蓋内部のスタンプ。弾薬盒と同じだとすれば下の文字は「京」だったんですね。詳細はよくわからないけど。
さくっと内部の寸法測定。当然ですけど平べったい物に適しています。
そこで例えば何が入るのかを、色々試してみました。
まずは拳銃。
おやまあ、結構なぴったりサイズですね。サイドアームをもう一つ携帯したい欲張りさんや、ホルスターに収める暇がないときの非常時入れなどにも活用できそうです。
続いてZB26のマガジン。
ややサイズが大きめですが、なかなかにいい感じです。たとえば撃ち尽くした後の空マガジン入れとしてなら、この余裕あるサイズ感もいいと思います。
おまけ。
何でか単行本サイズ(B6判?)ぴったりで、ギャグオチかいなと。
いやいや本当にぴったりでどうする。昔の軽機関銃手はこれに漫画本をしこんで、暇あらば読んでいたのかよと?
まあそれはご冗談で、たとえば実際に観測ノートやマニュアル本などを入れて、活用していたのかもしれませんね。
サバゲで入れるものはとりあえずとして、弾薬盒とこれとで、無敵?の軽機関銃手様をエンジョイできるようにはなったかなと。
ZB26に合わせる旧海軍装備としてもいい感じですし、軽機使いならこうじゃないとね。