sm Dystopia

ここは私の管理社会

本日はアーティラリー整備日和

ようやく(ぼっちだけど)復帰したサバゲに関係して、いろいろフィールドのルールやレギュレーションを見ていたのですが、思った以上にセミ戦やハンドガン戦をやっているところが多いみたいで、頭の悪いフルオートオンリーの銃がやけに多い自分としてはちょっと心苦しいところ。

いやAKや97式やG36や(買ったの忘れてた)M4なんかはあるでしょうにとおっしゃりますが、いかんせんそれでは古い服でやれないのが欠点で、そいつに合わせる武器がなさずの状態。

むぁてよ?昔海外製品が無く大戦ドイツや旧海軍コスしてた時に自分は何で戦ってたっけと思い出し、ああルガーのアーティラリー8インチがあったじゃないかと、本日はそいつを引っ張り出して整備しておりました。

 

さてじゃあまずは試し撃ちと何回か撃つと、

 

 

なんか中から転がってきたぞ・・・???

 

 

どう見ても金属パーツですよね?作動による削れの破片とかカスじゃないよね??

 

ああもう!各部を解体してどこがどう悪いのかチェック。

はーい、破損個所発見ー。

 

 

 

ノズル部の上側。ポートの金属パーツに引っかけるものの押さえが欠けておりました。

いろいろ調べてみるとどうもこの部分破損しやすいようで、タナカルガーユーザーでは有名な事例のようです。ボク知らなかったけどね。

 

 

一応再度は嵌め直せるんですが、ちょっと衝撃が加わったりすると外れる模様。ブローバックの衝撃には今の状況では耐えれないということです。

んじゃーパーツ注文でもする?と、パーツリスト見ると・・・まていまていまてい。

他の周辺パーツとセットになってるし、しかもイマイチ高い。

それにそもそも変えたとしてまた壊れるんじゃ意味ねえよなと、もっと安く確実になるよう交換ではなく補修を決定。

 

 

じっくりパーツの位置と構成関係をチェックすると、どうもこの金属片が貼り付いて固定されればいいわけだから、外れないように接着しちゃえばいいんじゃないと、んじゃアレの出番だとJBウェルドをのうみそこねこね。相変わらず臭い・・・。

 

 

パーツを脱脂洗浄して金属片の裏側をやすりがけしておき、このようにJBウェルドをねっとり。

 

 

よく貼り合わせて、駄目押しに上の欠けてた部分にも溶接のごとくもりもり。

しばし待てばがっちり接着固定されました。

 

 

ポートが開くごとに汚いのが見えちゃうけど気にしない!!

余談ですが4インチの方も同じ傾向が見受けられていたので、金属片が外れた時にはこの手順で補修ができると経験値アップです。

 

さあて確認再開。

再度試射すると、・・・今度はトリガーがききません。すかっすかっ。

んだよなんだよ!トリガーにかかわる部分を調査すると・・・

 

 

トリガーカバーというか、そこにあるテコパーツの支点となってる金属バーツが外れておりました。

これは接着しなくてもきっちりかち込めば動かずなので、これにて終了です。

 

ああつまらんことに時間を。よーしもう一回試s・・・あれぇ??

今度はタンジェントサイトの基部がずれる!!

基部のイモネジを締めこめば済む話なのですが、組んでたままだと無理なので、面倒だけどパーツ解体しました。

 

 

先に前のピンを外してサイトの調整ボタンを押しながらサイトを抜いて、最後に調整ボタンを後ろにずらして外します。

基部はイモネジで止まってるだけで横にずらすと簡単に外れます。

調整ボタンのバネは小さいので紛失注意です。

 

再度組み込むときに念のため基部に瞬間接着剤を塗って、イモネジにもネジロックを付けて、やや硬い目にネジネジ。

あまりネジると基部が浮いてきますので、ほどほどにしかできないのが面倒です。

 

さあもう不調は無いよね。何度目だ試射。

・・・あれ?スライドストップの効きが悪い?

これはマガジンの相性問題なのか他のに変えると解決。スネイルはストップ機構が違うので問題なし。

もう少し調べてみると弾が入っている状態ならストップし、空撃ちでは効きにくいので、どうも該当するマガジンのガス吐出圧が若干弱いようです。

まあ弾は出るんだから、無理に出力上げるカスタムをしなくてもいいでしょう。

 

その後は改修事項無し。

ホコリとってー全体オイル磨きしてー木ストに蜜蝋塗ってテカらせたりでー、いい感じに整備終了。

最後にスネイルで300発ほど撃ちこみ、無事に弾速をチェックすると76〜84m/sとなかなか好成績。

よくあるガス漏れや給弾不良もなぜか皆無で、上記の修理項目以外は現役バリバリですよこの子。

 

昔戦ってくれた武器が今も変わらず。

というか今の方が調子よく動いてくるのを見せつけてくれており、劣化の激しいふがいない主としてはとってもご機嫌です。

 

 

うーむ、やはりこのレトロ感というか一昔前の兵器ってのは、なんだかいいなぁ。

もはや粗雑に扱ってた時の傷でさえ味になってる・・・。

久しくコレクションアイテムとして鎮座していましたが、またコイツとも一緒に戦おうかね。