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ここは私の管理社会

SRC MP40のマガジンを裏切る

 

SRCのMP40マガジン。悩みに悩んで、試行錯誤も幾数年。どーんだけいじっても直りゃしねぇ。

このままではもう無理だと判断し諦めをつけ、新しいマガジンを調達することにしました。

 

とはいってもSRC純正のマガジン自体が手に入りにくい、いやまったくない状態。

それに販売から数年経ってはいるものの、その手の情報もないので改善にも期待できず。

・・・元々マイナー製品ですから情報自体がって話は無しよ。

本体はサードロットになってるだの、木箱セットで売ってるだの聞くけどねぇ。

 

んで、供給ないんじゃどうするのよ?このままではわれらはひり出す玉袋もねえっすよってことですが、

大改造はまあお手間なので、まずは別のもので代用できないかとこちらを手配しまいた。

 

 

こちらAGMの同じくMP40用マガジン。スプリング仕立てのいわゆるノーマルマグ。数えたところ54発入りました。AGM用途のMP40マガジンのガワはプラと金属製とがあるみたいなのですが、こちらは金属製。

 

 

パッケージからしてAGM純正なのでしょうかね。

例の黄色いブラックマーケットに居る、馴染みの謎の中国人から3本調達したのですが、なんとも外仕様がばらばらです。念押ししますが謎の中国人との取引は誠実であり、何も落ち度はないです。海外製の製品管理はこんなもんなのだということです。

 

 

こちらシュマイザーだのMP41?だの刻印がどじゃーん。格好ええ・・・。うるさいマニアの毛細血管がちょちょぎれてのういっけつちゃいます。

 

 

こちら側面は何も無いのですが、底に輝くメイドインチャイナ。ああんゴールドに目立って素敵♪

 

実はこいつをごにょごにょすれば使えるよーと、心優しいお方がいろいろ情報を提供してくれておりました。ありがとうございます。

それをこのひとでなしときたら、コメントも返さずに大放置してやがりました。

本当申し訳ございません。なんというか一時期アクセスもせずで年単位で過ぎてタイミングが見つからずで・・・。

 

罪滅ぼしも含めて、そこいらへんの作業工程をば。

まず何も考えずに装着してみます。

 

 

 

奥まで届かないしー、

 

 

給弾口がまったく違うしー、

がははいきなり駄目ー!

 

おいもうだめなのかよと思わず、はいではどうなるの?といいますと・・・。

この給弾口、実はひっくり返すことができます。

ひっくり返すってどーやるの?うぃ手順。

 

 

まずは底をチェック。

丸い穴があると思いますが、それにぴったりなぐらいかちょっと小さい目の棒を用意。

私はピンチンポの3mmがジャストサイズだったのでソレを使いましたが、つつければ何でもいいと思います。

ただし、必ず先端は平たく面積のある形状にしましょう。なぜかは後述。

 

リップ方向を浮かせたまま固定し、穴に棒を固定し、ハンマーで適t・・・駄目駄目、天使か悪魔か忘れたけどそのように繊細に大胆は抜きで、かつやさしくこんこんどつくと、

 

 

リップ部のアンダーカットが外れて抜けます。

※アンダーカットってのは成型分野での専門用語のことで、はめ合わせの引っ掛け部分や、金型構造で成型離型の際の抵抗になる部分などのことを言います。

画像注記のようにリップパーツは接着されていないのでちょっとの衝撃でばらけます。

組みなおすのはかんたんですが紛失に注意を。

 

 

さっきの話に戻りますが、棒の先が細いのや尖ったのだと、

この参考画像のように内部機構にぶっささってしまい、傷付けることになります。ご注意を。

 

最後まで引き抜くと180°リバースマガジンツイスト。

トラップ発動にならぬよう、パーツや留め部の破損にならぬよう、慎重にもう一度戻し挿入します。

 

 

アンダーカット部が再度嵌り手で抜けなくなれば、給弾口のひっくり返りはおるおっけー。

では再装着してみましょう。

 

 

マグキャッチの引っかかりもリップ位置も狙ったとおりのごとくぴったり。でも弾が本当に流れるのか気になりますよね。

それでは弾をこめて最後まで撃ち込み実験。けっかはっぴょー。はえーよ!

うん大丈夫だった。弾詰まりでも起こせば写真撮るつもりだったんだけどね。

 

 

 

ただちょっと気になったのが、中身にオイルべっちゃりでお掃除が必須かもしれません。

後、54発キチキチに入れるとバネが戻らなかったりへたったりとのノーマルマグ特有の不安要素はあるかも。

 

まあそれ以外は文句なし。

あまりにもあっけなく終わったので残りのやつもひっくり返して、チェックして終了。

 

 

 

と、最後になってあれだけど外観チェック。

SRCのが鉄っぽいマット感なのに対してAGMのはちょっと塗料が真っ黒すぎて本体のグレーと浮いてるのと、先ほどのチャイナが気になる・・・。

 

 

材質はちゃんと鉄なんですけどね。

※説明しよう、キューポッシュの足には磁石がついているのだ!

 

時間があれば塗料落として塗りなおしましょうか。

 

 

ともかくこれでお飾りから道具へ使えるようになりました。

弾数も50発×3本の150発で、やや少ないもののうまく使えば1ゲームイケる量ではありません?俺ばらまくからなぁー。

このマガジンは供給もわりかし安定している・・・らしいので、足りなければまた買えばよろし。

これで冬のゲームはばっちり。

何で冬って?ほらドイツ軍の衣装ってウールたっぷりで暑いし・・・。

まだもう少し細かい部分の調整が残っていますが、それもおいおい。

 

後、元のマガジン。これはどうしようかな・・・。