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ここは私の管理社会

RS TYPE97〜恐怖のリチウムフェライト!ガムケースvs三節棍〜

Message from Hongkong POST, HKSAR -05 October, 2015

 

Prohibitions on Sending Lithium Batteries by Post

 

To ensure that mail in transport does not present danger during its transmission, prohibited or dangerous articles must never be sent in the Post (both air and surface).

 

According to the international postal regulations, lithium batteries as one of the dangerous goods, are prohibited from transmission through the postal channel. To step up with the postal security so as to ensure that mail in transport does not present danger during transmission, the restriction on lithium batteries is extended to cover surface mail with effective from 19 October 2015.

 

Lithium batteries are prohibited from sending through the Post irrespective of any postal services and mode of transmission. Lithium batteries if detected during mail processing, will be returned and the sender will not be entitled to any postage refund. The sender may also be liable to prosecution. Details on the prohibitions, customs declaration and the posting requirement of the overseas destination are given in Section 6.3, 9.5 and the Appendix of the Post Office Guide.

 

香港ショップ、UNCompanyさんのニュース欄より引用。

 

まあ本文はChromeの翻訳機能なりエキサイト翻訳を使えばよくわかりませんけど、なんとなくで通訳すると、どうやらリチウム電池が香港行政区に危険物と指定されたようで、航空便に乗っけることができなくなったようです。

このリチウムってリチウムイオン、リポ、リフェ、リマそのあたり全部でしょうかね?

えー?じゃあ今後どうするの?というと、大丈夫遅いけど船便があるさ。

というわけで、2015年10月19日からそうなるだとか。

なんかその間に発送途中だったら返却されるだの払い戻しだのをされるみたいで、違反したらエッチなところわさわさの刑責任を負います。

これで説明あってるのかわかりませんけど、それでもややこしいことになっているのは確かみたいで、海外通販やってる人は発送先とご相談の上、お買い物しましょう。

 

 

※今回はテンション大盛ですので飽きれ疲れやすい人はご注意を。

 

それと微妙に関係あるのかないのかなあるかもねないよな、今回のないよう。

 

唐突ですがリチウムフェライト?なにそれ?な、最近のバッテリー事情でございます。

そーよね他の用途(乗り物やソーラー充電器)ではともかく、電動ガンでは世の中この中みーんなリポよねー。リフェ派の私には肩身が狭いのだが、幸い同じくリチウムの系譜なので周辺機器には困りませぬし、黙々とバッテリーを出してくれている所もあって、何とか乗り換えずにいます。

 

まあバッテリーなんて基本内臓・・・モツ違う、内蔵できて安全であればそれでいいじゃねえか。

・・・なんですが、そうはいかないのがこいつ。

 

 

そう私のチャイニーズモダンブルパップ、97式でございます。

97式の言い方にミリタリズムマニアテイスティに突っかからないでください。知ってるますです。

 

前にも紹介しましたが、このリアル中のリアル2700%エアガンは通常のバッテリー形状をことごとくエクスキュージョンする内部構造なのです。

私も解決策としては自作のバッテリーを用いての運用、ということでそこまで敷居の高いものではないんですが、それでもややこしい技術と面倒くさい労力が必要でした。

 

だがバッテリーメーカーはそんな97式を見捨てなかった。出ておりました。市販のままで97式にぶち込めるリフェバッテリー。我がサバゲ神様の怨念ご神力じゃ。

そういや俺に憑き纏ってるサバゲ神様ってどんなんだろ?品性下劣な下ネタトークを含んだマシンガンギャグかましまくる、かわいいおんにゃのこならいいな。

 

 

こちら左が中国のFLAMEというブランドなのかメーカーなのかってところの、800mAh、9.9v、15cのガムケースっぽいバッテリー。確か2500円だったか日本射撃祭の特価品でそんなん。どこで買ったんだっけ?

 

右が国内のサバゲ用グッズなどで有名なメーカー、イーグル模型さんのイーグルフォース950mAh、9.9v、30cの・・・えーっと、多分三節棍バッテリー?こちら南米の常に10円ハゲの危機に瀕している森からの配送品。3500円ぐらいだったかな?後こっちのコネクターは変えております。最初は通常のタミヤコネクターってやつでした。

 

 

広げるとモンハン片手剣のチュクチュクみたいなそんな形してやがります。

 

値段に関しては流動的なのと、うろ覚え脳みそなので参考程度に。

どっちもちゃんとしたLifePO4、リチウムフェライトバッテリーです。

 

なに、お前が今まで解説してきたリフェとぜんぜん形が違う?というかこれリポじゃないのかだと?

よろしいちょっと説明の機会を哀れなわたくしめにお与えください。

 

 

こっち、私が依然ご紹介したリフェバッテリーの形状。単セルそのものもおます。

バッテリースペースさん(お気に入りにもリンクがあります)で取り扱ってるものや、

A123やアトランティスのバッテリーはこのようなタイプであり、いわゆる缶タイプの金属筒に収められた単セルタイプです。

衝撃はもちろん接続端子やガス圧調整弁等が設けられており、堅牢と安全に重きを置いております。

 

そしてさっきのは何だというと、その缶の無い中身まんまにシュリンク加工をしたタイプというわけです。

リチウム系のバッテリーは基本的にはこの形状のほうが普通らしく、バイクに用いられているリフェも外側はずせばこのようになっているのです。

 

 

当然外の鎧が1つ無いわけですから、外からの攻撃には弱いです。温度条件等もモロかぶります。

端子部分も直付けなのでそこも弱くなる方向。

まあそれ言っちゃうとリチウムイオンもリポも同じですが、その上で私がリフェを選ぶのは、仮に破損しても中から可燃性ガスを出さない(と言ってる)ので、割と安全というとこにあります。

 

オワリ。

ここでどっかのコラムサイトとかだと、閑話休題とか洒落た言葉使うんだぜ。いえー、おっしゃれー。

 

 

では息の根が止まるまでもなく97式にぶっこんでみましょう。

ああーと、今この97式は整備及びちょっと改良の為、メカボックスと配線取ってます。

ですが今回のネタには直接かかわらないのでご理解を?

 

まずはFLAMEの方。

 

 

サイズはこのような塩梅でなかなかにコンパクトでやっぱガムケース。

ラベルがボロく見えるのは私がはがして貼りなおそうとして半端になったからです。愚か者めぇ。

さてさて、形状的に見てグリップの方に挿入して設置できると思うでしょう。

 

 

入らねえんだなこれが。

てめえなんだよコレ!って怒らないで。これからこれから。

 

 

このグリップに横走っているリブにバッテリーの収納スペースが邪魔されております。

そうこれさえおおよそで削れば引っかかりがなくなり、こいつは収納できるのです。

 

何でお前はしないのかって?

いや実はその流れで計画していたところに、さっきの三節棍がうまい具合に販売されていたのですよ。

 

じゃあ、イーグルのバッテリーをイッちゃいましょう。

 

 

まずサイズですがこのようになっております。薄い。

 

はいぜんぜん入・・・ります・・・???

 

どこだ?ここだ。

 

 

コッキングレバー下部、このバレル周りです。

グリップよりまったく収納場所無いみたいに見えるでしょ?

 

どうだ?こうだ。

 

 

このようにコの字というか冂配置で並べます。

いまいちわかりにくいですかね?それではもう少し詳細に入れ方を説明いたします。

 

 

まず樹脂外装を全部外します。面倒ですが外さないとうまく入りません。

 

 

次に右か左がどちらかを、このバレルとコッキングレバー、というかカバー?の間に入れ込みます。

 

 

そのまま中央のバッテリーを隙間位置にまで持ってくるように、ぐるぐるーりとくぐらせてー、

先ほどのように冂配置にセット。

その後アッパー、ストック、ハンドガードの順に外装をセットして終了です。

コッキングレバーやトリガーバーに引っかからないよう、慎重に。

 

ちなみにセット状態でもコッキングレバーは動かせますが、シュリンクが傷つく恐れがありますのでホップ調整時には慎重に。

また、リポ平ヌンチャク7.2vの場合はパックが2つですので、左右配置だけで行けてもっと簡単です。

 

 

配線を前にもってくる場合は、このようにガスチューブの切欠きで繋いで、

 

 

グリップにもってくる場合は上記例とバッテリー端子を逆向きにして、この辺りで結合となります。

あくまで例ですのでそこら辺は限られた空間の中でご自由に。

それと前配線だと、ガス穴からちょっと見えちゃうかもなので取り回し御工夫を。

 

 

コスト的にはともかく、外付けもなく、はみ出しもせず、さらにグリップを物入れにも使えてしまうといいことだらけのバッテリー。

何とも気分がよくてありがたいことでござる。