夏の飲み物
もうちょっとで8月終了、そして夏が終わりますね。
まあ気温より湿気がアレで、ムシムシと気持ち悪いのは変わらねえけどよ!
そんな夏の終わりに夏の飲み物を飲むという、いささか季節感がずれた行動をかます自分です。
夏の飲み物といえば?
まあこういう趣味をたしなむお方は社会的には大人の領域なので、
ビールだの冷酒だのチューハイだのハイボールだののアルコール含有物が定番なんでしょうが、
今回は子供の頃を思い出して・・・。
ラムネをいただかせていただきます。
はい?
この泥とアブラ臭い住処に、鉄と木と革が主食のおっさん趣味サイトに、
おこちゃま臭いラムネだとぉはははとおっしゃられる?
まあ見たら分かりますが、ただのラムネではありません。
こちら、制服のフジさんのWEBショップで売られております、呉大和ラムネです。
そう呉と大和、だいたいわかりますよね。
設備としてラムネ製造機があっただのの話がある、あの大和にゆかりのあるものです。
つまり日本海軍軍人の飲み物である!!よし、サイトの趣旨に反してない!
あいあむべりぃ屁理屈。
で、このラベルなんですが、ラムネはともかくなぜにお漬物?
裏に書いてました。
なるほどサイダー&漬物がこの製造メーカーである、中元本店さんの主力だと。
くれまちスピリッツ、いいじゃないですか。
両方いっぺんに食したくはないですけど・・・。
創業は大正。当然レトロな登録マーク。平成の現代から見ると特徴的にも感じます。
そしてどうしてもキリビト(切人)と読んでしまいます。悪い漫画かアニメの見すぎだ。
中身成分はいたって普通。ステビア含有ってことはローカロリーかもね。
カロリー表示?ないよ。
箱の大きさは縦210mm、横120mm、高さ60mm。
段ボール製でなかなか丈夫なので、それ系のイベントに小物入れとして使っても面白いかもね。
じゃあ開けちゃいますね。開け呉の道!!
軍服おじさんもあやかしも出ないです。ラムネが2本。
懐かしい瓶の形。ラムネと言えばこれですよ。
下には大和の艦首をイメージしたレトロテイストな、黒と黄色基調のラベル。
この配色で締まった感じがします。
上のシュリンクも戦艦大和との関連性を主張。いい味出してます。
そのシュリンクを剥いで栓を分離し、はい例のブツ。さすがに当時のもの再現ではないですな。
というか当時って栓そのものが無かったとかで、指や箸で開けてたとか・・・。
瓶本体はガラス製でずっしり重いのですが、こちらは現代風。
口部まで全部ガラスのラムネ瓶は滅んでしまったのだ・・・。
まあ分別だのあるからしゃーないね。
私がおチビだったころはまだあったような気がするんだけど、幻覚だったかな・・・?
ガラス製のビー玉はもちろん鎮座。これが無ければね。
とまあ、外面見ていても糖分取れないので、そろそろ開封しますか。
ところで開封の仕方、皆さん知ってますよね?・・・一応お作法。
このようにさっきの栓を立てて、上から手でぐっと押し込みます。
それだけではなく、その後しばらく押し込んだままにしとかないと、
半径20cmエメラルドスプラッシュで大惨事になりますのでご注意を。
なお、そうした上でも高確率で吹き出すので、台所や洗面所や外でやりましょう。
最悪でもさっき言ったみたいに、棒でぶっ叩いたりとかしちゃ駄目よ!!
無事開封してラッパ飲み。コップなんかに移さない。
味としては先ほど書いたように、ステビア含有の為か通常のブドウ糖炭酸よりあっさりめの味。
・・・と感じる。
炭酸も強すぎずと、刺激に弱いお子様でもすいっと飲めそうです。
飲むたびのガラス同士のカランカランが気色いいので、飲み数を多くして楽しみましょう。
そして美味しい時は過ぎて、分別タイム。
口部を逆ネジ方向にひねるとビー玉とゴムパッキンが外れて、この通り。
洗ってコレクションにするのはいいですけど、炭酸詰めなおして再利用はご法度ですよ。
資源はリサイクル。空き瓶はくずかごへ。