ZB26のマガジンリップを見てみる
前回のお話で出てきたZB26のマガジンリップ。
ぶっ壊れたままが気色悪いのでちょっと調べてみたりしましたよ。
まずはバラす。
上のスライドカバーはどうせ勝手に外れるので無視しまして、
このピンをポンチかなんかでつついて適当に押し出てきたらペンチで引っこ抜きます。
ちょっと固いのです。
次に上あたりにある爪を左右とも奥に押し込むと、中身が取り出せます。
途中引っかかる感じがあるので破損に注意です。
中身がでろーん。
解体するには、まず外周を留めてあるネジを全部外します。
次に反対側のゼンマイ機構を止めてある金具を、マイナスドライバーでこじり外すと、
解放完了。
ゼンマイの機構は基本ばらさなくていいのですが、解体中にやたら外れやすいです。
外れたときにはこのように外側を割って、溝にゼンマイの曲げ部分をセットして再び閉めておきましょう。
さて問題部分の爪。
ありゃー見事に変形というかもぎ折れておりますねー。
実は破損部分にJBウェルドやプラリペアなどを盛り付けてみたのですが、斜面が折れており、全然補修できなかったのです。
仕方がないのでモデラーさんがよくやってる、パーツの複製にチャレンジ。
複製は型どり君で無事なほうのパーツを複製。
材質はとにかく固くて丈夫なものが必要だったので、JBウェルドを流し込み。
流し込む前にシリコンオイルを吹いて離型剤にしております。
・・・作ったのはいいんだけど、めっちゃ汚い。
一番固く仕上がったヤツを削って装着。
気になる給弾テストも一応成功したんですが、どうも精度が悪くずっと使えるのかが不安。
やっぱり業者に頼んでジュラコンかナイロンかを削ってもらおうと思い、測定して図面引き。
こういうの個人依頼できるところってどこかあるのかしら・・・?
探してみよう。